主催者

主催者「火星にピザ屋を出す会」は、長崎でコーチングやセミナーを行なっている、川嵜昌子(かわさき・まさこ)が開催しています。

【開催までのいきさつ】

川嵜が大学を卒業してからいたのは、急成長、急拡大していくビジネスの現場。
日本が「失われた10年」と呼ばれた1990年代から2000年代も、右肩上がりで、さまざまな人の夢、野望が、次々に実現していく、そんな場所でした。

たとえば、いろいろな地方でお店を出している経営者たち、岡山でパンがおいしいレストランを出していたり、福島で中古車販売店、東京・三軒茶屋で焼肉屋、北海道で蕎麦屋、大阪で定食屋をしている経営者たちが、全国展開したい、海外にも出したいという「野望」を、次々に実現していきました。
サンマルク、ガリバー、牛角、北前そば高田屋、まいどおおきに食堂ほかです。

それらを支援していたコンサルティング会社、ベンチャー・リンクで、川嵜は、経営者向けの情報発信やコンサルティングをしていましたが、同社自体も、顧客企業とともに、店頭公開、東証一部上場と、「野望」を実現していきました。

その後、同社は右肩上がりから、紆余曲折になってきましたが、相変わらず、ものごとは速いスピードで進んでいっていました。そして、たとえうまくいかなくても皆が新しいものを創り出そう、挑戦しようという姿勢は変わりませんでした。

そんな環境に慣れていた川嵜は、長崎に帰ってきて、ギャップを感じました。
じつは日本、とくに地域は、まったくそんな状況ではなかったのです。


川嵜は、大学で講義を行なっていますが、学生の見ている「現実」が狭く、「可能性」に対するとらえ方が小さい。安定志向でこぢんまりしている人が多いと感じます。

そして、これは、学生のまわりの大人、日本を反映している。夢がない、熱くない、主体性がないのは大人。低迷期の日本で、押しつぶされ、萎縮している人が多いと思うのです。

何か新しいことをやりたいという人に対して、「無理、無理」「わざわざそんなことをしなくても」という空気が漂っている。世の中が、こぢんまりしていると感じます。

「火星にピザ屋を出す会」の缶バッジ

「火星にピザ屋を出す会」の缶バッジ

しかし、本当は、人は皆、想像できないほどの能力や可能性を秘めています。心に描き、信じたことが現実となり、人生となります。
日常で、そんなことは「異次元」の話になってしまっていますが。

学生のまわりに「野望」をもち「ハッタリ」を言って、それを「実現」する大人がいないので、学生も夢を描けないのかもしれません。

大人こそ、ちょっと立ち止まって考えよう。まずは、もっと気軽に、自由に、クレイジーな夢を語ってみようというのが、「火星にピザ屋を出す会」です。

川嵜プロフィール

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